松江市宍道町上来待の古民家を拠点に、若者の田舎暮らし体験事業を展開する「来待青春むら」（藤原進代表）がこのほど、音楽ライブやカフェで古民家ライフを楽しむ初のイベントを開いた。空き家を活用し、地域の良さを再発見する事業の一環で、市内外から大勢が訪れた。 「来待青春むら」は、来待地区公民館を利用する地元有志約十人で九月一日に発足した。初のイベントには運営する地元住民だけでなく、島根大の学生四人もスタッフとして参加。階段を掃除したり、庭にいすを並べて会場設営をしたりと、精力的に準備を手伝った。
San-In Chuo Shimpo (Chugoku)

松の葉でできた茅葺き（かやぶき）屋根に、築１５０年以上の歴史を持つ生家の廃材を使ったミニチュア古民家。そんな作品作りに励む蕪木喜久雄さん（朝霞市本町）は、８１歳の今でも「現役のものづくり情熱家」だ。「モノを大切にする心と、あらゆることに興味を持つ好奇心があるからこそ、作ることが楽しい」と創作意欲を常に燃やし続けている。
The Saitama Shimbun

三田、三木、篠山市で活動する切り絵サークルの合同作品展が、三田市総合文化センター「郷の音ホール」で始まった。 「三田きりえクラブ」や「吉川るりの会」など十グループが、毎年開催しており二十五回目。今回は、五十九人が計六十五点を出展した。 三田の古民家や三木の歴史街道といった身近な風景から、カナディアンロッキーなど外国の雄大な自然を描いたものまで豊富な題材が楽しめる。色紙を使って鮮やかに仕上げた一枚もあれば、白黒の紙だけで深みのある世界を表現した作品もある。
Kobe Shimbun

白鳥大橋開通１０周年記念の市民文化祭第７３回室蘭美術協会公募展（室蘭文化連盟主催、同協会主管）が１８日から、室蘭市文化センターで始まり、市民画家の作品からあふれ出る個性が来場者の目を楽しませている。 公募展の入賞、入選１８点と会員らの平面、立体作品など４８点を展示した。文化連盟賞で会員推挙の上西眞知子さんの水彩「古民家（大正時代）」は、丸太や梁が日本の建築美を映し出し、縄などの質感もこだわりがうかがえる。
Muroran Mimpo

東京都世田谷区鎌田の「ＪＡ東京中央砧園芸直売所」が「ファーマーズマーケット二子玉川」としてリニューアルオープンしたのは今年４月。周辺には、多摩川や江戸時代に建てられた古民家が移設復元されている「岡本公園民家園」などがあり、自然環境に恵まれている。誰もが気軽に立ち寄れる拠点として、世田谷区の「世田谷まちのステーション」第１号に認定された。
Nihon Nogyo Shimbun

めんの製造から接客までを知的障害者が担ううどん店「いっぺき」が１７日、滋賀県東近江市五個荘金堂町でプレオープンした。早速、地元の人たちが訪れ、ゆでたてのめんを味わった。 店は近江商人屋敷外村繁邸の向かいにあり、多機能型事業所群「クリエートプラザ東近江」の事業所の一つ。めんは、事業所群の就労移行支援所「びわ湖ワークス」（同市躰光寺町）で作っている。２３日から本格的に営業を開始する。
The Kyoto Shimbun News